1980年代初期の製作と思われるグランドコンサート。 グランドコンサートの設計者の一人である「加藤俊郎氏」のサインが入ったラベルが張られている個体です。 新品時の定価は16万円。 80年代の16万円ですから、現在の価値に直せばもっと高額です。 本場スペインの名工を招き入れ設計することで開発されたグランドコンサートは、本格的なクラシックギターのサウンドとルックスを持ち合わせております。 こちらの個体についても、豊かで艶やかな良い響きです。 フレット、ネックともに良好で弾きやすく、音詰まりも感じられません。 Super Lightケース(新品価格23,800円)が付属しているのもうれしいところです！ 現状張られている弦は、劣化が少ないのでそのままお使いいただけますが、ご希望であれば新品弦に張り替えてから発送します。 木材は、当時の情報と現物からして、 米杉トップ、パリサンドルサイドバック、マホガニーネック、エボニー指板かと思います。 ところどころ傷がございますが、大事に扱われてきた印象を受ける状態です。塗膜には白濁が見られますが、この時代のヤマハの白濁は当たり前ですので、そのほかの状態が良ければOK！という方も多いのではないでしょうか。ブリッジ接着部にはほんの少しの隙間がございますが、写真にてご確認ください。一番深く入り込む個所に紙を入れ写真を撮影しましたが、それ以外の個所ではほぼ紙が入り込まないか、1mm程度入り込むかどうか、という具合です。タイトボンドで補修しても良いのですが、手を加えるよりは現状のほうがむしろ良いだろうと思い、手を付けておりません。 付属品 SUPER LIGHT Classic Guitarケース BURGUNDY(鍵も付属しています。)