加賀友禅の巨匠、初代由水十久の作品集「うない」にも掲載されている「明日香唐草文」を「美しいキモノ」でもたびたび取り上げられる長嶋成織物が見事までに織で表現した袋帯。瀞金（とろきん）とは漆にきめ細やかな金粉を密にまき、透漆をかけた後に研ぎだすことで漆の中に金を見せるもので、この瀞金を使った瀞金錦は長嶋成織物の帯の中でも、さらに最高位に当たる本金箔の帯となっています。 画像のようにたれ先に一部ツレがあり、また胴巻きに締め跡がございます。 【素材】正絹 【色】金 【サイズ】幅：30.8cm、長さ：429cm