種類...陶器 種類...皿/プレート 種類...角皿 濱田庄司作「ハ(写真 no.5)」銘　柿釉鉄釉流描尺角皿 　人間国宝　文化勲章受章 「作品に名を入れるだけの仕事はするな」と言った濱田も、 よほどのお気に入り作品だったらしく、「ハ(写真 no.5)」という隠れ銘がある。 寸法　変形皿につき（約） 　横径： 30,1ｃｍ 　縦径： 23,4ｃｍ 　高さ： 2,4ｃｍ 　底径： 27,4ｃｍ（横） （撮影用皿立ては付きません） 明治27年生まれの濱田庄司は、板谷波山に師事し陶芸の基礎を学びました。その後、富本憲吉、バーナード、リーチの知遇を受け、イギリスより帰国後、民芸運動の柳宗悦、河井寛次郎、金城次郎らと壺屋で作陶し、昭和５年に益子に築窯しました。そして「作品に名を入れるだけの仕事はするな」と、用の美を伝えました。釉薬での流描を得意とし、昭和30年に人間国宝、昭和43年に文化勲章を受けました。この作品は、流描の大胆さと釉の美を楽しめる、実に美しい陶板角皿の作品です。