余ったエンクロージャーと仕切り板に使う木材がありましたので、久しぶりにバックロードホーンを作りました。バッフル板は12ミリ厚の合板で、ニス塗装です。それ以外はブラックのつや消しラッカー塗装です。 ユニットは最近手に入れたシャープの10センチと、カー用品のツイーターを組み合わせました。2.2マイクロFのフィルムコンデンサーをいれて逆相でつないでみました。うまくつながったと思います。ツイーターは前後に移動出来ますので、高音の微調整が可能です。 スタンドは天板と底板は合板で、支柱は単板です。 ブラックのつや消し塗装です。 音はバックロードの音です。ドラム（バスドラもスネアも)のアタックが素晴らしいです。ベースもサイズを忘れさせるほど出ています。ボーカルには色気を感じます。 最後にバックロードホーンの良いところを書いておきます。まず能率が高いことです。能率の低いシステムと比べると、同じ音量でもコーンの振幅が少なくて済みます。スピーカーに無理をさせないから大きな音に隠れた小さな音もいい音で再生してくれます。バックロード初心者にぜひ聴いてもらいたいです。 最後の写真で、寸法と内部構造の絵を載せております。ぜひ御覧ください。