Antique Old DIETZ (Kerosene Lantern) アメリカDIETZ（デイツ）社のビンテージ・レイルロードランタンです。主に第一次世界大戦後のショートランタンが台頭する以前に使用されたランタンで、背の高いトールグローブを装着し、交差した水平方向のフレームが特徴の質実剛健なモデルです。 DIETZ No.39 VULCAN （1887年～1940年代までの製造品）にP.R.Rのエンボスロゴ入りのグローブと真鍮バーナーの組み合わせで、オイルポット挿入タイプです。 ベイル（持ち手）ロックレバーが付いているのは珍しく、全体に錆・汚れ・傷も有りますが、それがまた良い味わいを醸し出しています。もちろん磨けば綺麗になりますが、使い込む毎にヤレた感じに愛着心がつき男前（無骨さを前面に出し、見た目も機能もイケているギア）に見えます。 本体はスチール製、オイルタンクに漏れは無く、可動箇所は全て正常に動作します。芯サイズは21mmの平芯、​サイズは高さ約26㎝・直径（土台）約18㎝、燃焼時間は約12~15時間で、燃料は灯油またはパラフィンオイル。（推奨） キャンプやブッシュクラフトの定番ギアとして人気の高いレイルロードランタン です。（グローブの底辺には欠けが有りますが使用には差し支え無いです） ※レイルロードランタンとは名前の通り鉄道の信号灯に使われ、赤や青の色が付いたグローブもあります。デイツ社のレイルロードランタンでは「ベスタ」が有名ですが、本品の「バルカン」は数が少ない（生産数＆現存数）希少なランタンと云われています。 ※画像に撮影時のライトの映り込みが見えますが、キズ等ではありません。