ビクセン望遠鏡のスペースアイ700です。 写真の鏡筒、架台、付属品です。 一式そろっていて、このまますぐに観望できます。元箱に簡易梱包して発送します。 ・鏡筒 口径70mm、焦点距離700mm ・経緯台 アルミ三脚、トレー、簡易赤道儀機能付き ・接眼レンズ K6mm(117倍)、K20mm(35倍) ・ファインダー ・天頂プリズム 対物レンズフードキャップほか、アイピースのキャップ類あり。(写真のとおり) ビクセンボルタ系の廉価版という印象のこのシリーズの使い勝手を知りたくて新品を購入しました。 実視では、土星は60mmより明るく見えましたし、もちろん木星の縞模様もわかります。 オリオン座星雲M42も月明かりがなかったので中央のトラペジウムも目視できました。 中間倍率用の10mmアイピースを別途調達されると、使い勝手が向上します。 鏡筒、三脚とも、小さなすりキズがありますが、新品としては全体的に概ね綺麗です。 ただし、入手当初から垂直方向の微動ハンドルがネジを緩めても抜けません。実用上は問題ないですが予めご了承ください。 (元箱梱包中に曲がりくせが付きますが手で戻せます。) 参考までに、 ・水平方向は全周動きますが固定クランプネジが架台に当たることがあります。固定クランプネジを引っ張ればリリースできる仕組みとなっていて架台をかわすことができます。(写真17,18) ・簡易赤道儀機能というものがあるようで、おもしろい機構です。自分の場所の緯度角度を傾けて使います。(写真19) 土星を117倍で追いましたが、15～20分くらいは水平方向の微動ハンドルだけで視野にキープできます。ずれてきても垂直方向の微動ハンドルで補正すれば、また水平方向の微動ハンドルだけで追尾できます。 初めての人も赤道儀の仕組みを本などで理解できれば使えます。意外と便利です。 ・冬なので対物レンズに夜露が付くことがあります。像がモヤってきたらフード奥の対物レンズの様子を確認してみてください。